OS Update: Digitakt OS 1.50
マシン ─Digitaktの場合。
Octatrack、Model:Cycles、そしてSyntaktに搭載された「マシン」という概念が、ついにDigitaktにも到達しました。
このアップデートによって、いま、あなたのスウィートなサンプルを再生するためのいくつか新しい方法が追加されます。 OS 1.50アップグレードによって追加される4つのマシンがそれぞれに独自のフレーバーをもたらします。
クラシックなビートマッチングの手法である音程変化を伴うRepitch、既にオールドスクールな手法になりつつある自動タイムストレッチのWerp、そしてオーディオを切り刻んで好きな順序でピースを並べ替えられるSlice。 そして最後に、Digitaktのこれまでのデフォルトであった、サンプルの再生、逆再生、ループするためのOneshot。何度でも、何度でも、何度でも。
これらの新しいマシンをより良く使えるように、さらに新しいサンプリングの方法も追加しました。指定したステップ数に準じたレコーディングを設定できるようになりました。
そしてフィルターの前段/後段に挿入可能なサンプルレートリダクションも追加されました。あなたの好みに沿うようなザラザラ感になっています!
このテイスティなOS 1.50アップグレードの詳細とダウンロードは elektron.se からご利用いただけます。
新しいマシンの使い方は、私たちの Youtubeチャンネルでご覧いただけます(英語ビデオ)。
Digitakt マシンのローンチビデオもぜひご覧ください。
まだDigitaktをお持ちでない人は……、こちらをご覧ください。
Overbridge
アップグレードされたDigitakt OSをOverbridgeで使用するには、本日リリースされたOverbridge 2.3.9に更新してください。
Digitakt OS Release Notes
Elektron Music Machines
2023年3月1日
OS 1.40Bから1.50への変更点
改善点
ワープやサンプルスライスといった新しいサンプルプレイバックマシンを実装しました(Repitch、Werp、Slice)。
ポストまたはプレフィルターのいずれかをルーティングできるサンプルレートリダクション機能を追加しました。
MIDIパラメーター変更時の感度を低下させ、より適切な操作感になりました。
フィルタータイプ切り替えの挙動を改善し、意図せず発生する可能性のあるオーディオアーティファクトの量を減らしました。
サンプリングまたはリサンプリング時に、現在のBPMに基づいてループを記録する機能を追加しました。
MIDIトラックにいるときに、サンプルやレコーディングのプレビューが隣り合うオーディオトラックでできるようになりました。
バグフィックス
グリッドレコーディングモードのとき、クイックミュートにアクセスしてFILLモードをアクティブにすることができない不具合を修正しました。