Erica Synths LXR-02の最新ファームウェアバージョン1.20が公開されました。
Erica Synths LXR-02の最新ファームウェアバージョン1.20が公開されました。
新機能
- マイクロタイミング機能を実装。ステップは1ステップを8分割した解像度で発音タイミングを前後にシフトすることができます(ステップパラメーターページにて)。
- フラム機能を実装。ひとつのシーケンサーステップで、複数回(x2、x3、x4、x6、x8)リトリガーできるようになりました(ステップパラメーターページにて)。
- パフォーマンスモード時にシンセパラメーターエディットに対応しました。また、各ボイスはサウンドのエディットの最中にシーケンサーステップボタン1〜7を押すことで手動でトリガーできるようになりました。
- 新しいエフェクトとしてピンポンディレイが追加されました。
改善点
- MIDIライブレコーディングは、現在のステップの50%経過した後に入力されると続くステップに記録されます。これにより少々早いタイミングで演奏されたノートが意図しないステップへ記録されづらくなりました。
- より多くのppqの選択肢を用意しました(2、4、8、16、24、48ppq)。
修正点
- アナログクロックインプット 24ppqプリスケーラーを修正しました。
- 外部MIDIクロックおよび外部アナログクロック同期時にシャッフルが適用されるようになりました。
- 外部MIDIクロックおよび外部アナログクロック同期時にクロック信号が出力されるようになりました。
- MIDIノートがボイスチャンネルに記録されるようになりました(以前はマスターチャンネルにのみ機能していました)。
- 外部同期時のLFOシンクの計算精度を改善しました。
- パターンを別のスロットに保存した際にシャッフルの設定が適用されていなかった不具合を修正しました。
- 外部クロック同期時にクラッシュする可能性がありました。修正済みです。
アップデート手順:
> 最新のLXR_V2_xxx.imgをダウンロードし、SDカード直下(ルート)にコピーしてください。
> エンコーダーボタンを押しながら電源を投入してください。
> ディスプレイには"LXR Bootloader"が表示されます。
> LXRは自動的に有効なファームウェアイメージを取得してチェックサムが適切であるかを確認します。
> チェックサムが通るとアップデートがインストールされます。
> インストールの最中は電源を落とさないでください!
> インストールが完了するとLXRは再起動を促すメッセージを表示し、電源を入れ直すと新しくインストールしたファームウェアで起動します。
注意! アップデート後にプロジェクトが破損する恐れを考慮し、事前にSDカードの内容をバックアップしておくことを推奨します。