Erica Synths PĒRKONS HD-01 ファームウェア 1.3 リリース
Erica Synths PĒRKONS HD-01 の最新ファームウェア 1.3 が2026年10月20日にリリースされました。今回のアップデートでは、新しい「CHORD」アルゴリズム、ボイスのリアルタイム・クオンタイザー、BANKごとのカスタムサンプル設定など、便利な新機能が多数追加されています。
バージョン1.3 のおもな変更点
新機能
BANKごとのカスタムサンプル
各BANKに個別のサンプルセットを持たせられるようになりました。サンプルは各BANKのフォルダ(00、01 など)内に配置してください。BANKフォルダ内に「SAMPLES」フォルダがない場合は、SDカードのルートにある「SAMPLES」フォルダのデフォルトのサンプルセットが読み込まれます。
新アルゴリズム「CHORD」
Voice 3 / Algo 3 / Mode 3 から使用できます(Karplusモードのうちの1つと置き換わります)。PARAM 1 で波形をモーフィングし、PARAM 2 でコードを設定します。
ボイスのリアルタイム・クオンタイザー
各ボイスのピッチをリアルタイムにクロマチック(半音)でクオンタイズできるようになりました。コンフィグメニューで2段目の13番目のキーを押すと有効になります。
BBDディレイの付点(ドット)分割・倍率を追加
同期レートは次のとおりです:1/32、1/16T、1/16、1/8T、1/16D、1/8、1/4T、1/8D、1/4、1/2T、1/4D、1/2、1/1T、1/2D、1/1、1/1D
Tuneのパラメーターロックが次のトリガーまで保持されるように
これまではステップごとに個別にロックする必要がありました。
MIDI CCフィルター
受信するすべてのMIDI CCメッセージを無視できるようになりました。コンフィグメニューで3段目の9番目のキーを押すと有効になります。
不具合の修正
クロックがスタートしていない状態でもマニュアルトリガーが動作するようになりました。
AUDIO MUTE時のクリックノイズを解消しました。
トリガーMUTEがオンの状態でも、SHIFT+TRIGキーでボイスを発音できるようになりました。
※コンフィグメニューは SHIFT+MOD で開きます。新しい設定項目の詳細は、公式の1.3版マニュアルとコンフィグシートをご確認ください。
アップデート手順
アップデート前に、必ずSDカードの内容をパソコンにバックアップしてください。
下記リンクからファームウェア 1.3 のファイル(.img)をダウンロードします。※このファイルはパソコン上では開けませんが、破損ではありません。
PĒRKONS の電源を切り、SDカードを取り出してパソコンに接続します。
ダウンロードした .img ファイルを、SDカードのルート(カードを開いて最初に表示される階層)にコピーします。
パソコンからSDカードを取り出し、電源が切れた状態の PĒRKONS に差し込みます(カードの金色の端子が上を向く向きです)。
シーケンサー各段の右側にある4つのトリガーキーをすべて押しながら、PĒRKONS の電源を入れます。
シーケンサーの各段が点灯し、1段目と3段目、続いて2段目と4段目が順に点灯したあと、通常の画面で起動すればアップデート完了です。