Software: Transfer 1.5 and Overbridge 2.1 updates
Syntaktの発売に伴い、TransferとOverbridgeの両方がアップデートされました。魅力的な追加機能とバグ修正が盛り込まれています。
Transfer 1.5
Transfer 1.5に更新され、この強力なツールがElektronファミリーに新たに迎えられた新製品のSyntaktでも利用できるようになりました。
このバージョンのTransferには、サンプルマシン(Digitakt、Analog Rytm、Model:Samples)の残り容量の確認ができる新機能も追加されています。
Transferを使用すると、デバイスのOSを簡単にアップグレードすることができ、プロジェクト、サウンド/プリセットの管理やバックアップすることができます。
さらにTransferを利用することでプロジェクトを(プロジェクトで使用されているサウンド付きで)シェアすることがきますので、友人のデバイスで開いて使用することも可能です。ぜひコラボレーションにご活用ください!
Syntaktを新たに購入した場合は、この最新版のTransferにアップグレードしてコンピューター上で管理する必要があります。
※ Octatrackをはじめ、レガシーマシンであるMonomachine、Machinedrum、SidstationについてはTransfer非対応となっています。
Transferの最新バージョンとの完全な互換性を確保するために、デバイスに最新のOSがインストールされていることを確認してください。サポートページにアクセスして、デバイスの現在のOSを確認し、必要に応じて更新してください。
Overbridge 2.1 アップデート
Overbridgeもバージョン2.1へアップデートされてダウンロードできるようになりました。OverbridgeクランにSyntaktが仲間入りを果たしました。
この新しい、エキサイティングなデバイス向けの本格的なプラグインもご利用頂けます。
バージョン2.1は既知のバグにも対応しパフォーマンスが向上しています。
Overbridge 2.1.0リリースノート
Elektron Music Machines
2.1.0から2.1.1への変更点
macOS Big SurとMontereyにおいてFour/Rytm/Keys (いずれもMK I)のオーディオが適切に処理されない不具合を修正しました。
DigitaktプラグインでDelay Mix Volumeを操作するとDelay Reverb Sendが制御される不具合を修正しました。
2.0.65から2.1.0への変更点
Syntaktプラグインを追加しました。
Overbridgeコントロールパネルにあたらしいデザインを採用しました。
ミキサーにレベルモニタリング機能を追加しました。
Rytmサンプルグラフでstart/endを変更できる機能が追加されました。Digitaktサンプルグラフではstart/length/loopを変更できる機能が追加されました。
スペースバーでサンプルのプレビューをおこなうことができるようになりました。
右クリックした際に表示されるメニューにパラメーターの名称が表示されるようになりました。
auto-selectが有効になっているとき、Overbridgeとデバイスのバージョンが一致しない場合は警告が表示されるようになりました。
Digitoneで無効なLFO 1 割り当て先リストおよびLFO 2の割り当て先リストがわかるようになりました。
テンポ設定がグローバルになっているプロジェクトをロードしたにも関わらず、パターンバリューが適用されている不具合を修正しました。Overbridgeグラフを使用しているとき、Digitoneのリバーブシェルビングフィルターの周波数設定が0から127の間でジャンプしてしまう不具合を修正しました。
トラックビューでのグローバルトラックレベルに関連する不具合を修正しました。
Analgo FourのSatulator DelayでReverb Sendを変更するとインプットフィルタイリングのグラフィックも変更されてしまう不具合を修正しました。
Analog Fourでフィルターやユーザーエンベロープのアタックに関連する不具合を修正しました。
すべてのプラグインの右クリックメニューで開くモジュレーションメニューの挙動に関連する不具合を修正しました。
パターンを切り替えた後にパターンミュートの設定が更新されなかった不具合を修正しました。
Sidechain Routingウィンドウが開いているときにDAWを閉じるとクラッシュする不具合を修正しました。
CPUに負荷がかかっている時にINT TO MAINの自動設定がうまく機能していなかった不具合を修正しました。