Elektron Tonverk OS1.10 アップデート
Tonverk に「Grainer」登場。大型OSアップデートで創作体験がさらに深化
Tonverk に、待望の大型OSアップデートが登場しました。
今回のアップデートでは、新しいグラニュラー・マシン 「Grainer」 が追加され、表現力と遊び心にあふれたサウンドメイクが可能になります。さらに、数多くの新機能や改良、修正が加えられ、パフォーマンスの安定性も大きく向上しています。
新グラニュラー・マシン「Grainer」追加
Grainer は、サンプルを最小単位の「粒(グレイン)」に分解し、そこからまったく新しい音を作り出せる SRC マシンです。
グレインの数、サイズ、密度、再生位置、ランダム性、ステレオ展開、再生方向などを自在にコントロールでき、音を刻み、彫刻するようにデザインすることができます。
さらに、以下の 3 つの再生モード によって音のキャラクターも自在に変化します。
• 浮遊感のあるパッド
• テンポに同期したスタッターサウンド
• なめらかに揺らぐレイヤーサウンド
FLTR ページでは、Grainer 専用の デュアル・シェルビング・フィルター を使用可能。音作りをさらに一歩深いところへ導きます。
各ボイスは最大 8 グレインを同時に処理でき、Tonverk の全オーディオトラックが最大 8 ボイスに対応するため、理論上は非常に大規模なグラニュラー構成も実現可能です。
まさに、ポリフォニックで、触感的で、表現豊かなグラニュラー が完成しました。
「Shape」マシン追加:Bus / Send トラックの音作りを強化
新たに追加された Shape マシン により、Bus トラックおよび Send トラックのサウンド形成が可能になりました。
FLTR ページでは以下を調整可能:
• ローシェルフ・ゲイン
• ローシェルフ・周波数
• ハイシェルフ・ゲイン
• ハイシェルフ・周波数
さらに AMP ページでは、以下のコントロールも追加:
• ADSR / AHD エンベロープ
• ステレオ・ワイド調整
これにより、ミックス全体の質感をより繊細にデザインできます。
バスコンプレッサーにサイドチェインソース選択機能を追加
バスコンプレッサーがどの信号をトリガー源(サイドチェイン)として使用するかを選択可能になりました。
設定可能なソース:
• TRK1~TRK8 の各トラック
• 外部入力
キックでミックスを押し出したり、外部音源で動的な変化を加えたりと、ミックスコントロールの自由度が飛躍的に向上します。
ポストFX パン制御を追加
FX Setup ページにて、エフェクト処理後のパンニングが可能になりました。
• オーディオトラック
• Bus トラック
• Send トラック
すべてに対応し、空間表現の幅が大きく広がります。
多数の改善・修正
全体にわたって安定性と操作性が大幅に向上しています。
主な改善点:
• USB MIDI 入出力の正式対応(DIN-MIDIに続く改善)
• Auto Sampler によるマルチサンプル楽器制作がより簡単に
• パターン編集の Undo / Redo 対応(今後さらに強化予定)
• サンプルブラウザのUI改善
• ナビゲーションと安定性の向上
さらに追加された機能
• Trig Preview:各ステップの内容を直感的に把握
• Auto Sampler にネームエディタ搭載
• FLAC / ALAC(M4A / CAF)フォーマット対応
• メモリー使用量表示の追加
今すぐアップデートを
最新OSは現在配布中です。
すべての新機能と修正点については、リリースノートをご確認ください。現在準備中の修正も近日中に提供予定です。Tonverk とその兄弟機たちの、さらなる進化にもぜひご期待ください。