Erica Synths LXR-02の最新ファームウェアバージョン1.30が公開されました。
Erica Synths LXR-02の最新ファームウェアバージョン1.30が公開されました。
このアップデートはオシレーターチューニングの改善と多くのバグ修正を中心としたメンテナンス・アップデートとなっております。
新機能
- メインオシレーターのCoarse Tuningがシーケンスのバリューに相対的に対応する+/-表記になりました。(Coarse 0 = 設定されたシーケンサーノート、-12 = -1オクターブ下、+12 = +1オクターブ上)
改善点
- シャッフルの設定が保存されない不具合を修正しました(パターン保存後にパターンを切り替えた場合)。
- FXタイプを選択する際にインターフェイスエラーが発生する不具合が修正しました。エンコーダを操作してもFXモードの詳細から離れないようになりました。
- 複数のボイスを同時にミュートするとボイスを手動でトリガーしたときにスタックしてしまう不具合を修正しました。
- MIDI CCによるコントロールがマスターチャンネル1以外では認識されない不具合を修正しました(現在はマスターチャンネルをどのチャンネルにしても機能するようになりました)。
- USB MIDIが接続先のホストに送信されない不具合を修正しました。
- ENDマーカーで終了するソングを使用するとソングの再スタート時に稀にハングアップする不具合を修正しました。
- ENDマーカーでソングポジションポインターがリセットされない不具合を修正しました。
- ソングモードで同一のパターンが連続している場合にスキップしてしまう不具合を修正しました。
- バリュー8以上のMIDIプログラムチェンジメッセージが機能しない不具合を修正しました。
- 外部シーケンサーの走行中にBPMの設定をEXTに変更すると稀にフリーズする不具合を修正しました。
- MIDIクロックに対してスレーブで動作しているとき、アナログクロックアウトが同期から外れてしまう不具合を修正しました。
アップデート手順:
- アップデートファイルを こちら からダウンロードしてください(.zip 369kB)。
- SDカード内に以前のバージョンの.imgファイルがある場合にはすべて削除してください。
- 3つの.imgファイルをSDカードにコピーして、SDカードをLXR-02に差し込んでください。
- LXR-02の電源が入っていないことを確認したら、DATAエンコーダーボタンを押しながら電源を投入してください。
- あたらしいメインファームウェアが自動的にインストールされます。ディスプレイに"please reboot"の表示が出たら電源を投入し直してください。
- 次にブートローダーが自動的にインストールされます。ディスプレイに"reboot and hold encoder"の表示が出たら電源を落とし、DATAエンコーダーを押しながら再度電源を投入してください。
- LXR Updater 2が起動し、自動的にV.1.3メインファームウェアのインストールが開始されます。
NB! アップデート後にプロジェクトが破損する恐れを考慮し、事前にSDカードの内容をバックアップしておくことを推奨します。